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ごあいさつ

 本校の学生たちは、デジタル技術の進展やデザイン経営への新たな意識を背景とした、「世の中をよく観察し課題を見つけ、解決策を考えわかりやすく伝える」という独自の教育メソッドに基づいた社会実装型カリキュラムで学んでいます。
 

 コロナ禍を経て、私たちの生活様式やコミュニケーションの在り方が大きく変わるなかで、新しい価値観が次々と生まれています。先が見えないと言われる世の中で、課題についてひとつの正解を探すのではなく、他者と協働しながら答えを探求する姿勢や行動こそがデザインであり、未来社会を創造するのだと私たちは考えています。


 本展では、実社会と同様、学生たちはひとりではなく、仲間と協働することで多角的な視野でとらえ、企業および行政や団体と連携し、社会課題やビジネスニーズに対応する解決策を提案しています。どうぞゆっくりとご高覧ご高評いただき、学生たちのさらなる成長と社会での活躍にご期待いただければ幸いです。
 

 最後に、授業運営にご協力をいただきました連携企業および行政や団体の皆様ならびに学生を温かく見守りご支援いただきましたご家族の皆様、同窓会の皆様に心から御礼申し上げます。
 


京都芸術デザイン専門学校
校長 冨永 良子

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